お茶について

「丹沢おろしが吹く寒い冬を超え、春に芽吹いた新芽を丁寧に摘み取ること。」


そこから高梨茶園のお茶づくりが始まります。

当園では、新芽を味や色がのった最適のタイミングで収穫できるよう、摘採適期をずらした茶の品種(早生品種~晩生品種)を9品種栽培しております。

秦野の気候風土に合ったものを基本に、それぞれが香味の違いを楽しめる品種茶です。 製造する茶種(緑茶、紅茶など)に合わせた収穫、製造を行い、緑茶の他、和紅茶のシングルオリジンティーなども手がけています。
特に丁寧な手仕事で作られた紅茶は、酸化することなく 年代を超えて、徐々に繊細で余韻の長い味わいの熟成茶に移り変わります。

適期に摘んだ茶葉で手もみ製法のごとく、
茶葉の味、香りを最大限引き出す五感を使った製茶を心がけています。


若々しい新緑とやわらかな華やかさを感じる、春のお茶。
力強いコクとすっきりとした渋みを感じる、夏のお茶。
寒さに耐える甘みをもった、こっくりした味わいの、秋冬のお茶。
季節によって愉しみ方は様々です。